【リアル経験談】一人暮らしで保護猫を引き取る方法・条件!独身単身者でもあきらめないで
独身一人暮らしでも保護猫引き取りをあきらめないで
お願いです。ペットショップで猫を買わないでほしいです。安易にペットを購入しないでほしいです。
助けを必要としている猫たちがたくさんいます。
種類や血統、関係ありますか?どんな猫でも可愛いです。愛すべき存在です。
ただ、一人暮らしの単身者で保護猫を引き取るのは、条件面が厳しいのも事実です。
保護猫を独身一人暮らしで引き取ったリアル経験談。少しでも参考になればうれしいです。
あきらめないで挑戦してほしいです!
よろしくお願いいたします!
一人暮らしの単身者で保護猫を引き取る条件
まず保護猫を引き取る基本的な条件は以下の通りです。
- 飼育費用に余裕のある経済状況
- ペット可の住宅に住んでいる
- 家族の同意を得ている
- 完全室内飼いができる
- 愛情、責任を持って育てることができる
一人暮らしなので、家族の同意は必須ではないですが、留守の時にサポートしてくれる家族がいると里親に選ばれやすいです。
でも今は留守中の猫の面倒を見てくれる、ペットシッターのサービスが増えているので、家族の同意は必要ないかも?
近所にペットシッターのサービスがあるかチェックしておきましょう!
ワンルームの部屋であっても、猫は高い場所を好む習性があるので、 キャットタワーや高さの違う家具などを設置すれば問題ないですよ!
猫の飼育費用は、私の場合は2匹で1ヶ月1万円程度かかっています。トイレの猫砂4000円、猫のご飯6000円程度です。(ご飯にこだわっているので少し高めだと思います!)
猫は病気をすると1ヶ月に10万ほど費用がかかる場合があるので、猫のために貯金をしておくなど、猫の老後に備えておくことをおすすめします!(ペット保険は割高かな?と私は考えています。考え中です。)
一人暮らしの単身者でもできる保護猫を引き取る方法
保護猫を引き取る方法には、主に以下の方法があります。
・近くの動物病院の保護猫里親募集張り紙
・WEB掲示板「ジモティー」「ペットのおうち」などの保護猫里親募集
保護猫との出会いはタイミングもあるので、チャンスがあれば応募していきましょう。焦らずゆっくりご縁のある保護猫を探してみてくださいね。
近くの動物病院の保護猫里親募集張り紙
近所の動物病院に足を運んでみて、タイミングよく里親募集の張り紙があるようでしたら、その病院で「里親になりたい」と希望を伝えて話を進められます。
もしも里親に決まれば、動物病院のサポートを受けられることも!?
初めて猫を飼う方でも病院の先生がついているから安心です!
里親になれる1つのチャンスとして、動物病院の張り紙を頭の隅に入れていただければと思います。
一人暮らしの単身者で引き取れるかどうかは、その動物病院の先生次第なので、気になる子がいたら相談だけでもしてみてくださいね。
WEB掲示板「ペットのおうち」「ジモティー」の保護猫里親募集
続いて「ペットのおうち」や「ジモティー」などのWEB掲示板があります。
保護団体、または個人の方(保護団体が多め)が、保護された猫やその他のペットを掲載して、里親を募集しています。
かわいい子猫たちの写真が並んでいて「この子がいい!」と勝手に運命を感じることもありますが、まずは落ち着いて近所の子を探してみてください。
後で説明しますが、圧倒的に近所の方が里親に選ばれることが多いです。(近所でないと落とされることが多いです)
「単身不可」となっている募集に応募したこともありますが、落とされることが多かったので「相談可」となっている募集をメインにチェックすることをおすすめします。
一人暮らしの単身者は保護猫引き取りを断られることが多い
残念なことですが、一人暮らしの単身者で保護猫を引き取るのは、少し難易度が上がると考えておいてください。
ただ「なんで断られるのか?」を考えて心配事を一つずつ潰していけば、話を聞いてくれる保護主さんもいるので何度もチャレンジすることが大切です。
私も6回断られて7回目に出会いました!
実際に保護猫を独身一人暮らしで飼っている方も多いから!
1度や2度であきらめないでご縁のある子を探そう!
「ずっと実家で30年近くも猫を飼っていたので大丈夫でしょ!」と、私も自信をもっていたのですが、あっけなく門前払いされたこと何度もあります。
一生懸命PR文を書いて応募しても、2秒で断りのメールがくることも多かったです。
最初はショックでした。もう絶対に無理だと思ったこともありました。
ですが、相談にのってくれる保護団体はあるので!諦めずに問い合わせを続けてほしいです!
一人暮らしの単身者が保護猫引き取りを断られる理由・対策方法
主に指摘される、一人暮らし単身者が保護猫引き取りを断られる理由は以下の通りです。
・留守が多くて寂しい思いをさせる
・病院にすぐに連れて行けないのではないか?
・当人になにかあった時、猫はどうなるのか?
・経済的な理由から不安視
これに対して、以下の対策をとることをおすすめします。
・2匹で飼うことを考えること
・子猫は特に体調を崩すので、ある程度大きくなった安定した猫を引き取ること
・周りに面倒をみてくれる家族や親戚、知人など、サポート環境を作ること
・ペットシッターなどのサービスを利用できるかどうかのリサーチ
これ全部そろわなくてもよいです。(複数飼いとペットシッターは重要かも?)
人それぞれ事情はあると思いますが、できる限りのことをしましょう!
ペットシッターは、留守中にペットの様子を見たり、ご飯やお水を替えてトイレも綺麗にしてくれるので便利ですよ!
保護猫を引き取るには自分に合った保護団体を選ぶことが大切
保護団体の方にも、厳しい方やソフトに話を聞いてくれる方、様々なタイプの方がいます。
ひとつの保護団体にダメだといわれたから、保護猫はあきらめる‥
あきらめないでください!
絶対にあきらめないで!
時に、上から目線の保護団体の方もいて、いやな気持ちになることもあります。
ずいぶん怒ってたと聞いたよ!
でも一人暮らしの単身者でも話を聞いてくれる保護団体の方もいました!
私が最終的に、保護猫を引き取ることになった保護団体の方には、慰めの言葉をもらったくらいです。
「一人暮らしで、探すの大変だったでしょう‥色々な保護団体の人がいるからね‥やりとりしててわかるもの‥」と気持ちをわかってもらえました。
一人暮らしの単身者にやさしい、わかってくれる保護団体の方もいるんだね!
今後もお世話になるので、いやな気分になる保護団体ではなく、自分にあった保護団体を選ぶといいです!
ただ、保護団体の方が厳しくなるのにも訳があって、中には保護した猫を引き取って、虐待して殺してしまうような信じられない、とんでもない人もいるのです。
保護団体の方が慎重になるのも納得ですよね。
保護団体や保護主に信頼してもらえる保護猫の里親になろう!
どんなによい保護団体や保護主に出会っても、自分自身が信頼してもらえる里親になるように心構えをしておかないと、話が違うとトラブルにもなりかねません。
以下の注意事項は必ず守るようにしてくださいね!
嘘は絶対にダメです。
保護猫を引き取ってからも、ちゃんと適正に育てているかを確認するため、引き取ってからも、保護団体の方とは密に連絡を取ることになります。
体調不良になった場合などは、自宅にも何度も来てもらうので、何もかも正直に答えて、条件に合わない場合は、まず相談するようにしましょう。
保護した方が里親に大切な猫を託すのに、嘘をつかれていたらショックですよね。しっかりと信頼関係を築けるように努力しましょう!
保護猫の里親になるには「近所が圧倒的有利」
ペットのおうちには、日本全国の保護された動物たちが里親募集しています。
基本的に、近所の方が優先されます。近所が思った以上に強いです!
遠方の保護猫は基本的に諦めた方がよいです。
引き取ってから密に連絡をとって家にいくことにもなるので、近くの里親さんを選びますよね?
「ジモティー」はお住まいの地域の掲示板を、「ペットのおうち」はフィルターで地域を選択できるので活用しましょう。
ご自宅近くの保護主・保護団体を探してみてくださいね!
保護猫を正式に引き取る・里親になるまでの流れ
保護猫を正式に引き取る・里親になるまでの流れは以下の通りです。
1. 保護団体や動物病院へ「里親になりたい」と申し出る
2. お見合い、もしくは譲渡会に出席
3. 里親候補の中から選ばれる
4. 契約(保険や、今までのワクチン代などの支払い)
5. トライアル開始
6. 正式譲渡
その保護団体によって多少流れが異なることもありますが、参考にしてみてください。
保護団体や動物病院へ「里親になりたい」と申し出る
まず里親になりたいと申し出るには、第一印象が大切です。大切な保護猫の命を預けるのに威圧的な人はいやですよね。
WEB掲示板であれば丁寧なメールを送るように気をつけましょう。
自己PRもできるので、今までの猫の飼育歴、環境などもあれば伝えておきましょう。
はじめての方でしたら、「それでも猫を飼いたいので、アドバイスお願いします。環境は‥です。」と伝えれば、保護団体や動物病院にもよりますが、良心的に接してくれる方も多いです。
繰り返しになりますが、嘘をつくのは絶対にダメです!
何度も自宅まで保護団体の方がきます。
動物病院でしたら、この先ずっとお世話になります。
大切な命を預かるのですから、誠心誠意な態度でのぞみましょう!
譲渡会またはお見合いで保護猫に会う
希望の保護猫が譲渡会に出席予定でしたら、譲渡会へ。
(いきなり譲渡会に行く方法もありますが、そこで気に入った子を見つけて、一人暮らし門前払いの保護団体だと悲しいので、最初に連絡を取ってから行くのをおすすめします。)
人見知りが激しい保護猫の場合、譲渡会はストレスなので、保護主さん宅でお見合いになることもあります。
譲渡会は、全てが早いもの順なわけではないですが、早めに行くことをオススメします。
こちら譲渡会での、あめちゃんとゆきちゃんの様子です。緊張しています!
あめちゃんガチガチじゃない!
ゆきちゃんもね!
里親候補の中から選ばれる
人気の保護猫さんでしたら、何人もの候補者が当日会いにきています。
もしくは、譲渡会当日に「この子いいわね」と候補者が増えることもあります。
可愛い保護猫ですが、当日のお持ち帰りはできません。
数日後に、里親さん決定のメールもしくは電話で、結果発表となります。
落ちても、ただもっと近所の人がいただけのこと。(それ結構可能性大です!)
なので落ち込まず、ご縁のある猫は必ずいるので次の里親募集の保護猫を探しましょう!
悲しいことですが、保護猫は減っていってはいないのです。次から次へと保護猫たちが保護されているのも実情です。
契約(保険や、今までのワクチン代などの支払い)
実際にトライアル開始時に、契約を行うことが多いです。(仮契約ですが)
子猫は子猫の期間だけ、子猫専用のペット保険に入ることを義務づけている保護団体もあります。しっかりしている保護団体さんならでは!ですよね。
保護猫は去勢手術が終わってからの譲渡になるので、手術代、今までのワクチン代などを、こちらが支払います。
保護団体によりますが、1匹につき、大体3〜5万程度の支払いになります。
トライアル開始
トライアル期間は通常2週間程度ですが、猫によりますが、慣れない子は2週間では慣れません。ほぼ無理かもしれません。
不安な場合は、トライアル期間を延長することもできます。
ただ、トライアルでかえされてしまうと、環境がコロコロ変わって、猫もストレスを感じます。
できる限り!そのようなことがないように!
先に悩める内容なら、トライアル前に!里親になりたいと申し出る前に悩みましょう!
一緒にいる時間を増やして、ご飯をあげたり遊んであげると、慣れるのも早くなりますよ。
トライアル期間は毎日欠かさず保護主さんと連絡をとって、保護猫の状況を伝えることが決められています。(写真付きで、様子などを詳しく)
体調不良な時などは、保護主さんが駆けつけて対応してくれます。子猫は心配なので私も何度もお世話になりました。
正式譲渡
正式な契約書にサインをします。
正式譲渡になっても保護主さんとの連絡は続き、二週間に1度、一ヶ月に1度と、頻度が少なくなっていくイメージです。
加入したペット保険も、決められた期間を過ぎれば、解約でき、自分の好きなペット保険に加入することもできます。
正式譲渡になった時は、安心でほっとしたのを覚えています。「晴れて家族になれた!」そんな感じがしました!
ケンカもするけど!
3人で仲良く!
独身一人暮らしで猫を飼う責任と覚悟
猫は、20年生きる猫も多いです。私の実家の猫は25年ほど生きています。
高齢になると病気にもかかり、通院が必要となります。お金もたくさんかかります。
その子の一生涯、全力で面倒をみる。その覚悟でペットを飼ってください。
かけがえのない命です。責任と覚悟を持って、愛してください。
みなさんと保護された猫たちが、かけがえのない幸せな日々を送れますように‥
素敵なご縁がありますように。
独身一人暮らしの方でも、決してあきらめないでくださいね!実際に保護猫を引き取っている方も多いので大丈夫です!
あめゆき